2021年6月4日金曜日

福祉について学びました

 6月4日(金),3年生の福祉講話を行いました。 講師は、要約筆記ボランティア,手話通訳ボランティア,社会福祉協議会の皆さんです。

 体育館では,「要約筆記」について学習しました。要約筆記というのは,聴覚に障害のある方に音声情報を伝えるコミュニケーション手段の一つで,発言者の話す内容を要約し, その場で文字に書き表し,プロジェクターなどで映し出します。 聴覚障害者のうち,手話ができる人は約20%ほどということで,手話ができない人にとって,文字はとても大切な情報だということが分かりました。 講師の皆さんが,代表生徒が話したことを要約筆記する様子を見せていただき,その速さや正確さ,読みやすさに驚きました。

 教室では,手話通訳ボランティアと聴覚障害のある方々の指導で,手話に対する理解を深めました。 手話は手・指や体の動き,視線や表情などを使って表現する言語です。実技では,あいさつや自己紹介など,簡単な手話を教えていただきました。

 障害に対する理解を深めるよい機会となりました。 講師の皆さん,ありがとうございました。